ご冥福をお祈りします。

11月30日、ニュースで鰺ヶ沢町の秋田犬「わさお」の飼い主の

菊谷節子さんの訃報を知りました。

ねぶた研究所では、2011年に映画「わさお」にて、映画内に登場する

『わさおねぶた』を手塚茂樹が制作した経緯があります。

映画の撮影現場でも手塚は菊谷さんに『わさおにそっくりに作ってくれた』

と喜ばれ、嬉しかったことを覚えており、今回の訃報を聞いて驚いております。

映画は公開直後に東日本大震災が起こり、残念ながら大きな話題に

なりませんでしたが、『わさお』の役を吹き替えなしの『わさお』本人(本犬?)

が演じるという非常に画期的な映画でした。

その『わさおねぶた』は現在も鰺ヶ沢の『海の駅わんど』内に展示されています。

わさおねぶたを喜んでくれた、優しい笑顔の菊谷さん。

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

ハリウッドクリスマスパレード2017

アメリカ・ロサンゼルスにてハリウッドクリスマスパレードが

11月26日に開催され、今回も”ねぶた”が出陣しました!!

このパレードは毎年開催される一大イベントで著名人や

マーチングバンドが大勢参加、約5キロのコースを

練り歩くもので全米にテレビ中継されます。

出陣したねぶたは今年10月に竹浪比呂央、手塚茂樹と

制作スタッフ4名がロサンゼルスに20日間滞在し、現地の

青森県人会やねぶた囃子保存会の方々と制作した新作

「公時(きんとき)」です。

このねぶたがレッドカーペットの上、多くの観客の前で堂々と

見栄をきったのですが、パレードに参加する日本の祭りでは

『ねぶた』だけとの事で、大変光栄に思っています。

青森からも運行や囃子、ハネトが応援にかけつけ、『南加青森県人会』

『南加ねぶた囃子保存会』の方々と青森ねぶた祭より長い約5キロの

コースを大いに盛り上げました。

アメリカではディズニーパレードのフロート(山車)のように

ライトアップは外側から当てるのが普通なので、内部から

光を発する「ねぶた」を見た現地の方々は皆さん大きな

衝撃を受け、感動してくださいます。

海を越えた、この素晴らしい「ねぶた文化」が、「LAねぶた」として

これからもますます発展して行く事を青森からお祈りしております。

関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした!!

以下の You TubeはLAのテレビのニュースで報道されたものです↓

https://www.youtube.com/watch?v=x6K0LPPEpXI

青森ねぶた小屋OPEN!!

神戸市に「青森ねぶたワールド」の姉妹店、「青森ねぶた小屋」が

2017年11月22日にOPENしました。

お店の名前の通り、ねぶた小屋をイメージした店内となっており、

1号店同様、今回も竹浪比呂央ねぶた研究所が店舗装飾の監修をさせていただきました。

竹浪比呂央・手塚茂樹が制作をした大型ねぶたの写真が大きく壁面や天井などに使用されています。

2号店「青森ねぶた小屋」は、ねぶたの面やパーツも装飾されており、一年中ねぶたを楽しむことができる居酒屋です。是非ご利用下さいませ。

ワールド・ワンH.P↓

http://www.world-one-group.co.jp/

 

LAねぶた制作終了~

 

青森県人会館はリトルトーキョーの倉庫街の
入口あたりにあり、この建物自体も倉庫を
改装したものだそうです。
意外に搬入口が狭いため、大きなねぶたを制作しても、
建物に出し入れ出来なくなりますので

それをクリアする事を考慮しながら題材や構図も決めていきます。

その段階で、青森とは違う条件を含めて完成までを

考える必要があります。
だからといって見劣りするねぶたを制作する訳にもいきません。
本当に今回の現地制作はたくさん得るものがありました。


今日、そのねぶたが完成し、灯りを点けてみました。
制作に携わった人達が集まり、完成を喜び合いました。
この光景は、条件関係なく世界共通なんだなと改めて思いました。



いいねぶたが出来たと思います。

このねぶたが運行されるのを、直接見ることは
できませんが、必ずやアメリカの人々を
感動させてくれると思っています。


公時がたくさんの観客の前で見栄を切る姿を
想像しながら、帰国の準備をします。
現地報告は手塚茂樹がお届けしました。

今回の渡米にあたり、ご支援ご協力いただきました
皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

LAねぶた制作佳境!

今日は少しいつもより涼しい感じがしますが、
それでも晴天で25度近くあります。
毎日Tシャツで過ごしていますが、青森は
15度前後だそうですね…

さて、ねぶた制作もいよいよ佳境に入ってきました。
ねぶたの海外現地制作は、2001年のロンドン
大英博物館以来となります。
今までの海外遠征は、夏のねぶた制作に影響しない
春や秋の時期に、現地での制作が一般的でしたが、
2007年の2世ウィーク祭はお盆なので、どうしても
間に合わせるために苦肉の策として青森で春に
完成させたねぶた「信玄」をコンテナで輸送して、
現地制作はしなくていい状態にしました。

このときは、大型ねぶたをコンテナに入れる為、
ねぶたを初めから11のパーツに分割して制作し、
現地ではパーツを積み重ねて組み合わせるだけで
完成するようにしました。

以降、海外の遠征は完成したねぶたを輸送するというのが
主流になり、今回の現地制作は実に16年ぶり、
竹浪比呂央自身も1996年のハンガリー建国1100年祭での
ねぶた派遣時以来21年ぶりとなりました。

現地制作はスタッフ数名が1ヶ月ほど長期滞在することに
なるのですが、それ以上にねぶた輸送には多額の費用が
かかる面があり、その意味でも今回は現地制作そして
制作指導ということになりました。

今回の制作は、同行スタッフにもいい経験となりました。
環境、言語や素材、道具など日本と違いがある中で、
どのように制作を進めていくのか、今後の活動の
大きな糧となるでしょう。

本日、お昼前に彩色も全て終わり、
完成形として組み上げてみました。

これから微調整をして、晴れてロサンゼルスねぶた
3作目の「公時」完成となります。

 

 

 

LAねぶた制作14日目

渡米してまもなく2週間になるところですが、雨は全く降りません。
快晴で、今日も30度を越えています。
こちらは湿気がほとんどないので、おやつのクッキーも
1週間湿気ることなくサクサクしています。

 
以前も触れましたが、今回のねぶた制作はロサンゼルス青森県人会、
LAねぶた囃子保存会の皆さんと、骨組みから彩色までを一緒に行い、
現地の方にねぶた制作の技法を経験していただいて、ロサンゼルスでも
ねぶた制作をしてもらう基盤づくりが目的です。

 なぜ、ロサンゼルスで「ねぶた」なのかというと、ロサンゼルスの
リトルトーキョーという日系の方が多く住む町で、「2世ウィーク祭」
と言う催しが毎年お盆の頃に行われるのですが、最近盛り上がりに
欠けるということで、ロス駐在のある日系企業マンが
「ねぶたをやったらどうか」と提案したのがきっかけでした。
 紆余曲折を経て、2007年 竹浪比呂央作 「信玄」 という
青森ねぶたと同規格の大きさのねぶたがリトルトーキョーの夜を焦がしたのです。
そのねぶたは一度きりで解体されましたが、翌年からもその興奮が
忘れられない人たちが、独自に囃子保存会を作ったり、自分達で
何とか金魚ねぶた等を作ってパレードしたりして来ました。
 
数年間その状態は続いたのですが、あの感動をもう一度!という
青森県人会を中心としたの人々の熱い思いが実り、2015年、
少々小さくなったものの、 竹浪比呂央作 「義経渡海」 という
ねぶたが再度青森から海を渡り2世ウィーク祭に登場したのでした。
このねぶたは、続いてハリウッドパレードに日本の祭として
初めて参加を認められ、レッドカーペットを踏むという快挙を成し遂げたのです。
そして、あれから10年経った今回、2世ウィーク祭に登場させるねぶたを
自分達で制作する基礎を学びたいというロスの方々の声に答えるべく、
我々はこの取り組みを進めることになったのです。

皆さん非常に熱心でかなりハイペースで制作は進んでいます。
今日、公時の面も書かれ、また一歩完成に近づいてきました。
 
写真は現地の人達にアドバイスしたり、実際に制作に参加
してもらっている風景です。

 

 

LAねぶた制作10日目

滞在10日目です。

今日も晴天ですが、少し涼しい感じもします。

紙はりも順調に進んでいます
確実に現地の皆さんのスピードも上がってきました。

 
青森のねぶたの紙はりにスカウトしたい人もたくさんおり、
ねぶた制作がロサンゼルスの地に根付きつつあることを実感し、
うれしく思っています。

 

 公時の面にも紙がはられ始め、日に日に白い部分が増えています。

 

そして、紙はりと並行して、今日ついに一筆目の書割りが公時に入りました。
墨やロウの匂いがロサンゼルスに漂っているのは不思議な感じで、
また感慨深くもあります。

いよいよねぶた小屋らしくなってきました。

見送りの雷神も姿を現しました。

まもなく最終段階の彩色が本格的になっていきます。

 

 

LAねぶた制作 8日目

今日もロスは快晴です。

紹介が前後しましたが、今回ロスで現地制作しているねぶたはこちらです。

 「 公時(きんとき) 」    竹浪比呂央・作

坂田公時は、平安時代後期の武士で大江山の鬼退治など
源頼光(みなもとのらいこう)四天王のひとりとして有名であります。

坂田公時の幼名が金太郎で、鉞(まさかり)担いで熊に
跨(またが)る五月人形としても親しまれています。

鯉は天に昇って龍に姿を変えるといわれ、子供の
立身出世(りっしんしゅっせ)や逞(たくま)しく健康に
成長するようにとの願いが込められております。

若き公時の勇姿と出世魚・鯉の滝登りにLAねぶたの更なる発展を祈ります。

 

 県人会館内では、骨組みと電気配線と紙はりが同時進行しており、
いよいよ狭くなってきたので、最後の骨組みは会館の駐車場で行いました。
これで、今回のねぶたの骨組みは全て終了しました。

 

 そして、ついに一筆目の墨が、見送りに入りました。
公時が、山姥と雷神と子供だということもあり、雷神が描かれます。

紙はりも、現地の方々慣れてきて、自発的に貼る順番を
考えながら手際よく進めています。
さらに、ねぶたスタッフが参入し、ますますねぶたが白くなっていっています。

 すっかり、ねぶた小屋の雰囲気です。

 

 

 

 

平成29年度 第54回 色紙展

今年も青森市福祉増進センターにて色紙展が

開催されます。

竹浪比呂央・手塚茂樹も作品を出品いたします。

 

色紙展は市内の著名な方々の作品を市民の方々へ

頒布して、その収益をひとり暮らしの高齢者の安否確認や

低所得者の方々への一時的生活費貸付等の

在宅福祉サービス事業に活用することを

目的に毎年開催されるチャリティーです。

 

日時: 平成29年10月14日(土)

10:00~14:00

場所: 青森市福祉増進センター

(しあわせプラザ)

〒030-0802 青森市本町4丁目1-3

お問合せ: 青森市福祉増進センター

TEL: 017-723-1340

主催: 青森市社会福祉協議会