紙と灯 造形としての可能性を

ねぶた師後継者育成のために

ねぶた師は、子どもたちの憧れの職業であり、また多くの人から尊敬される存在です。けれども経済的な側面から見ると、ねぶた師への道は極めて厳しいものです。
大型ねぶたの実制作は季節労働であるため、一人前になるまで10年はかかるといわれる修業期間にも、他に定職に就くことはできません。かつては第一線のねぶた師でも、冬の間は出稼ぎに出る人もいたといいます。
この現状を変えるため、竹浪比呂央ねぶた研究所だけではなく、全てのねぶた工房の参画を募り、大型ねぶたの制作を大きな柱としながらも、ねぶた独自の技術と感性を活かした多彩なデザインプロダクツの制作を目指しています。
そこから生まれた商品群を、世界市場に向けて販売していくことで、ねぶた師をめざす若者たちに生活基盤を提供し、後継者育成によるねぶた文化の永続性確保に寄与していきたいと日々活動しています。

制作ねぶた

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