今年も京都造形芸術大学へ伺い、竹浪と手塚が「京造ねぶた」の
制作現場で学生からの制作に関する質問に答えながら、2日間
一緒に制作をしてきました。
京造ねぶたとは・・・
京都造形芸術大学の1年生の生徒(全927名/2017年度)が
ワークショップ課題「マンデイプロジェクト」の集大成として行います。
毎年テーマがあり、今年は「code(コード)」でした。
このテーマからそれぞれ発想した造形を、学科・コースを横断した
1クラス約42名の22クラスでねぶたの技法を使って制作します。
青森ねぶたとの違いは、色を付けない白い紙の状態で造形を表現するということです。
12日間というタイトなスケジュールの中、900人を超える学生が、一斉に学内のいたる所で制作をしているので、その熱量に私たちは驚かされます。
これは、青森でも見たことのない光景です。
「京造ねぶた」はコンテスト形式なのですが、クラスごとに切磋琢磨
しながら、ねぶたが京都で制作されているのを目の当たりにすると、
改めてねぶたの持つ力を感じさられます。
京都造形芸術大学の写真より:
今年のグランプリ『学長賞』は、『在京都フランス総領事賞』と
W受賞の5mの高さのこの作品、Sクラスの「ホッキョクグマ」
でした。
クマの毛を細い紙を切ったものを貼りつけて表現しています。
青森でもこのような表現はなかなかしないので、我々も非常に
刺激を受けます。
京造ねぶたを制作した生徒の皆さんは貴重な経験だったと思います。
京造の生徒の皆さん、先生方、制作本当にお疲れ様でした!!
これを機に、ねぶたファンが増えることを期待しています!