LAねぶた制作 8日目

今日もロスは快晴です。

紹介が前後しましたが、今回ロスで現地制作しているねぶたはこちらです。

 「 公時(きんとき) 」    竹浪比呂央・作

坂田公時は、平安時代後期の武士で大江山の鬼退治など
源頼光(みなもとのらいこう)四天王のひとりとして有名であります。

坂田公時の幼名が金太郎で、鉞(まさかり)担いで熊に
跨(またが)る五月人形としても親しまれています。

鯉は天に昇って龍に姿を変えるといわれ、子供の
立身出世(りっしんしゅっせ)や逞(たくま)しく健康に
成長するようにとの願いが込められております。

若き公時の勇姿と出世魚・鯉の滝登りにLAねぶたの更なる発展を祈ります。

 

 県人会館内では、骨組みと電気配線と紙はりが同時進行しており、
いよいよ狭くなってきたので、最後の骨組みは会館の駐車場で行いました。
これで、今回のねぶたの骨組みは全て終了しました。

 

 そして、ついに一筆目の墨が、見送りに入りました。
公時が、山姥と雷神と子供だということもあり、雷神が描かれます。

紙はりも、現地の方々慣れてきて、自発的に貼る順番を
考えながら手際よく進めています。
さらに、ねぶたスタッフが参入し、ますますねぶたが白くなっていっています。

 すっかり、ねぶた小屋の雰囲気です。